こんばんは、うなぎです。
先ほど22時30分に米国指標がありました。
GDP確報値が予想5.2%のところ結果4.9%
フィラデルフィア連銀業況指数が予想-3.0に対して結果-10.5
コアPCE確報値が予想2.3%に対して結果2.0
失業保険申請件数は予想を下振れ(ドル買い材料)でしたが、上記3指標の結果に強く反応し、ドル売り優勢となりました。一時142.0台まで下落しました。米国経済の停滞、インフレ指標の低下が強く意識されたのだと思います。
23時30分時点での分析と、明日に向けたポイントを整理していきたいと思います。
日足は再び200本移動平均線を割り込んできました。今日、明日はここが上値ポイント、抵抗となると考えます。上抜けたとしても-1σ、10EMAがあるので、上値は重いと考えています。下値ポイントとしては142.0、月曜の安値が意識されてきそうです。月曜の安値を割り込むと-2σを目指す展開を想定。
4時間足は-2σがサポートとして機能しそうで、一旦戻りを試す展開をイメージし、-1σや10EMAでの戻り売りを検討します。MACDがデッドクロスしているので上値は限定的と考えます。
1時間足で下降のトレンドラインが効いているので、このまま戻り売りをメインシナリオで考えます。トレンドラインまで戻せず-1σや10EMAでの下落も想定しておきます。
戻りを試す展開もイメージしておきたいと思います。ダブルボトムや安値切り上げの形をしっかり作れれば、トレンドラインを上抜けて直近の高値や上昇のトレントラインを目指していくような展開。ただ、上位足は下降トレンド(特に日足はバンドウォーク中)なので、ロングは慎重に、下値ポイントにしっかり引きつけてエントリーを考えます。
明日の朝、日足がどこで確定するかで、朝の動きも変わると思うので、また朝一分析できたらまとめていきたいと思います。
日銀の動向も気になるところですが、FRBがいつ利下げするのかも気になります。米経済指標が低下傾向にあるので、大きな指標ごとに一段ずつ下がっていくイメージでしょうか。明日のPCEデフレーターにも注目です。ここでも弱い数字が出ると、一気に140円を割るなんてこともありそうです。楽しみにして明日の22時半を迎えたいと思います。