~ 日銀会合・FOMCを受けて3月21日ドル円相場分析 ~

おはようございます、うなぎです。

 

今週のビッグイベント、日米中銀の政策決定会合を通過しましたのでまとめていきます。

 

<日銀>

・現時点での状況では、緩和的な金融政策が当面継続

・賃金と物価の好循環の強まりが確認されている

現状は、はっきりと緩和的状況と言える。

為替の動向について、経済や物価の見通しに大きな影響を及ぼすなら、金融政策として対応を考える。

 

FRB

・最近のインフレ統計はFOMCの待機姿勢(金利据え置き姿勢)を正当

・1月のPCE、CPIは季節調整の影響があった可能性。

・長期的に高金利を維持するかはわからない。

労働市場が著しく悪化すれば利下げを開始する理由になる。

・商品価格の下落はそれほど早くはないだろう

・インフレ抑制に向けて引き続き良好な進歩を遂げている

・今年のある時点で緩和を開始するのが適切

政策金利はおそらくピーク

 

主立った発言をまとめました。日銀はここからは、なかなか動きづらい、カードは出し切ってしまった状態と考えます。できるのは、介入くらい。。。(弾は限られる。)FRB金利を慌てて引き下げるようなことは今のところないでしょうから、ドル円としては、やはりドル高円安の環境が続くのではないかと考えます。ただし、労働市場の悪化すれば、との発言がありましたので、雇用統計、新規失業保険申請件数等の数値には注目していきたいです。

 

さて、ここからテクニカル分析していきたいと思います。

日足

日足です。昨日は昨年、一昨年の高値手前まで伸びたものの更新できずに下落し、上ひげを伴う陽線で確定。目線としては横ばいから上目線。+1σと+2σの間で始まりましたので、一旦調整することも頭に入れつつ、ポイントを見定めていきます。

 

4時間足

4時間足です。4時間足は10EMAと+1σの間でスタート。前の足では下髭もしっかり出ているので、下がったところでは買われると考えています。10EMAのある151.0でサポートされるか注目し、割れたら150.7をポイントと考えます。ここまで大した押しもなく上がってきたので、深めの押しが来ても不思議ではないので、その下150.2(ミドル)も視野に入れつつポイントを見ていきます。

 

1時間足

1時間足です。ミドル、10EMAがデッドクロスしてますので、上値が重い展開。下値ポイントも4時間足と現状重なるのでこの近辺は意識されそうです。1時間足レベルで安値切り上げやダブルボトムが出てからエントリーでも良さそうです。

 

総合的に、横ばいから上目線ですが、調整待ちして高値づかみにならないよう心がけたいです。