~ 4月15日以降のドル円相場分析 ~

こんばんは、うなぎです。

 

今週末、週明けの分析を出すことが難しそうなので、今(4月13日0時30分現在)のチャートを見て、現時点での分析をしていきたいと思います。

 

今週はCPI後のトレードで大ポカかましたので、初心に立ち返り、週足から丁寧に見ていきたいと思います。

 

週足➀

今週は米国CPIの結果を受けて、一昨年の高値を更新して、一気に153円台に乗せてきました。週足レベルでの上昇トレンド継続。来週以降どこまで伸びるのか、或いはどの程度の調整があるか注目です。

 

週足②

週足は+1σと+2σの間で始まると思われます。ちょうど中間から始まるので、週明け上昇して高値をトライするか、或いは調整から入るのか判断が難しいところです。紫の四角で示した152.0~154.5の間での推移となると考えています。上昇トレンド中なので、週足レベルでは横ばいから上目線。調整が入ったとしても、どこで反発してくるかを見極める展開を想定。

 

日足

日足は+2σに張り付くような形。現在陰線ではあるものの、下髭が長く、下がっても買われる展開をイメージ。ただ、+2σが横向きなので、勢いがつかないとブレイクは難しそうに見え、上がったとしても今日の高値付近が上値を抑えそう。一旦の調整局面と見て、週明けのスタートとしては、横ばいから下目線。ただし、+1σや10EMA付近までの押しを待って反発をもらえるか注目。10EMA(152.2付近)も割れるようだと、152.0やミドルのある151.6付近までの下落も想定しておく。

 

4時間足

4時間足では、一時ミドルのある152.6付近までの下落があったものの、下髭をつけてしっかり陽線になっています。10EMAの上で確定できれば、次の足は10EMAと+1σ、或いは高値153.35を目指す展開をイメージ。ミドルをしっかり割り込むまでは、4時間足レベルでは、横ばいから上目線。ミドルを割り込んでくると、今日の安値を割ってくる可能性が高いように見えます。割り込んできたら、152.0付近まで下落に注意しておきたい。

1時間足

1時間足で見ると、152.7~153.3のレンジに見えます。現在はレンジの真ん中付近なので、上下どちらとも判断しにくいですが、下髭を伴いながら切り返してきているので、買いの勢いはあるかな、と判断します。実態レベルでブレイクした方向に付いていくのが無難でしょう。ただし、下にブレイクした場合は、上位足では上昇トレンド中の調整でしかないので、どこまでもついて行くのではなく、サポートポイントを探るイメージでいます。

 

上値下値ポイントまとめ

上値ポイント 153.35~153.4、153.85(4時間足+2σ)、154.0、154.2(日足+3σ)、154.5(週足+2σ)

下値ポイント 153.0、152.7、152.5、152.2、152.0、151.6

 

 

ここからは、ファンダ的話。

米雇用統計、CPIを通過し、6月の利下げ期待が一気に後退しました。対して日本はインフレ見通しを上昇修正するか議論するとの報道があったものの、現状は緩和政策から抜け出すことができていない状況。円高になる材料が乏しく、ドル円は下がれば買われる展開が月末のFOMCまでは続くと考えます。ただ、介入警戒感はあるので、どんどん上がっていくような相場でもなく、CPI前までのような小幅なレンジ相場になる日も増えるのではないでしょうか。また、中東問題やウクライナ・ロシアの問題もあるので、地政学リスクのヘッドラインにも注意したいです。

 

 

今週は指標後のトレードで、お祈りトレードをしてしまい、大失敗しました。まだまだ損切が下手だな、と痛感しました。勝っているトレーダーは利確もそうですが、損切をいかに上手くしていると思います。謙虚な利確、サクッと損切。肝に銘じて来週からのトレードに気持ち新たに向かいたいと思います。