~ ドル円分析(雇用統計の結果を受けて) ~

こんばんは、うなぎです。

 

注目された雇用統計ですが、軒並み強い数字がでました。

 

           予想     前回    結果

非農業部門雇用者数  20万     27万    30.3万

失業率        3.9%      3.9%    3.8%

 

予想値、前回値をいずれも上回ったことでドル買い。ただし、152.0には遠く及ばず、高値151.751で止められました。オーダーを見ると152.0に11日期限の大きめのオプションとバリアが出来ているようです。11日10日(4月6日23時52分訂正しました。)にはこれまた大注目指標CPIがありますので、ここまでは151円台でのレンジ、をイメージしています。ただ、中東の問題もあるので、突発的なヘッドラインには注意しておきましょう。

 

週足

週足はこのままいくと下髭陽線で確定しそうです。+1σでしっかりサポートされましたね。素直に見れば、来週も上値を更新に向かう形。今のところ横ばいから上目線で考えています。

 

日足

日足は下髭陽線で確定しそうです。上髭も若干つきそうですが、下髭の方がより目立つと思います。何より、昨日の流れを引き継いで10EMAを一時割ったにも関わらず、戻してしっかりと陽線に出来たと考えれば、買い優勢と判断していいと思います。窓開けにも寄りますが、週開け10EMAの上から始まったら、素直に横ばいから上目線でいきたいです。

 

4時間足

4時間足で、レンジを下にブレイクしたにも関わらず、戻されて高値トライ中。MACDもまたゴールデンクロスに向かいそう。週開け、そのまま高値トライするのか、サポート探しをしてからの高値トライになるか注目しています。4時間足的にはレンジ中央付近なので、判断難しいですが、ミドル上、10EMAも上向いて来ていることから、横ばいから上目線と判断します。

 

FedWatchで確認したところ、雇用統計前は60%程度利下げ観測があったのが、現在は55%に後退していました。CPIの数字次第でまた上下するので、こちらもチェックしておきましょう。CMEのFedWatch ツール - CME Group

 

基本的には横ばいから上目線と判断はしたものの、やはり152.0の壁は厚いと思うので、抜けるまでは、151.8、151.9、151.95ではショートも検討していいのかなと考えています。CPIまでは大きな上昇は見込まず、レンジトレードを念頭に置いて臨みたいと思います。

 

週末、確定した足をもとにして、改めて分析を上げる予定ですので、よろしければそちらもご覧ください。